ユーリカ!

コアラが食べてる奴じゃないよ

与えられた快感を幸福だと思って生きるのは虚しい

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現代社会は「比較」をベースにして成り立っています。

学校教育でも、テストの点数でも、スポーツでも、仕事のノルマでも、年収でもそうです。僕らはランキングが大好き。

 

そもそも生き物には競争や闘争を好む遺伝子が組み込まれているんだそうですよ。

人間も動物です。遺伝子的にそうなら仕方がないとも感じるのですが、どうもこれからの時代は他人と比較していたら幸せになれないみたいなんです。

 

 

常識という空気が充満しすぎている【洗脳】

他人との「比較」もそうだし、みんなそうしてるから自分もするという「同調」もそうだけど、全部外から与えられた価値観だってことに気づけるかがポイントではないでしょうか。

 

僕らが偶然生まれた世界が、比較の波にさらされることやみんなで同調することが頻繁に行われる世の中だった。

だから、自分もそうしたほうがいいのかなと思わされているだけではないか、ということですね。

 

自分から生み出した欲求ではなく、社会や所属集団の洗脳によって、本当は他人と比べないほうが自分のパワーが発揮できるのにそうさせられているケースはかなり多いと思います。

 

誰かに無理やり常識を押し付けられた覚えはないけれど、人間は昔から集団で生存してきたため友達や家族の輪から外れるのはリスクです。

だから、自然と常識というヤツに従ってしまいます。

これは日本だけでなくどの国の人でも「出る杭になりたくない」という気持ちは少なからずあるそうです。

 

他人に従っていいことあるの?【疑問】

常識の定番といえば、

  • 高学歴は偉い
  • 大企業・公務員に就職すれば安泰
  • マイホーム・マイカー信仰

みたいなやつ。

 

本気でそれ目指したいって言う人はいいのですが、目指す理由が親や先生に勧められたからだとか、単に情報不足でその選択肢しか知らないとかだと、後々問題が起こりそうな匂いがプンプンしますよね。

 

自分が産まれたときに既にあった常識や生き方のモデルってのは、古くなって時代に合わなくなってくるものだけど、「そもそも自分が望んでいるものなの?」という問いをまずしたほうがいいです。

常識、大衆、既存の教育に合わせて受け身の選択をしているだけではないか?というね。

 

人間の脳には報酬系と呼ばれる部分があって、そこが刺激されると快感を感じます。

つまり、先人たちやテレビで言っているようなありきたりな快楽のパターンを、自分も真似してインスタントに気持ちよくなっているだけ、なのかもしれないのです。

 

ママや上司に褒められてあー嬉しい
あの人と比べて1分だけ早かったからあー勝った
車や家を所有してあー満足
夜な夜な独りであー気持ちい

 

・・・人の意見ばっか聞いて生きてると、自分のやりたいことがどんどん見えなくなってきます。

 

本当の自分どこ行った?

自分なりの、自分だけの幸せがもしあるとしたらそれって一体なんなの?

 

といった僕らの人生にとって最も重要な答えが心の奥のほうに隠れていってしまっている。

こんな自分探し的な悩みを、50代、60代になってから抱えることになるのはイヤでしょう。

 

もっと若いうちから自分に正直になっておけばよかった…なんて爺さんになってから言いたくないです。僕は。

 

あなたは何者ですか?【自己決定】

人の「行動」は、認識を変えることで簡単に変わります。

例えば、自分は礼儀正しい日本人だと思っていると、何かのイベントや海外旅行に行った際ゴミを綺麗に片付けるなどの行動をしやすい。

 

人はある言葉や自分のことをどう考えているのかに大きく規定されるということですね。セルフイメージってやつです。

 

漫画『ゴールデンカムイ』の主人公・杉本が「俺は不死身の杉本だーっ!!」と叫びながら敵に突進していくシーンがよくあるのですが、それは自分のことを不死身だと思っているからできる芸当な気がします。

 

自分のことをデキる男だと思ってたら、そういう振る舞いや言動に自然となってくるということで、行動や結果は後から現れるという話です。

モテる男になりたければ「俺はモテる!」と先に思えということ。(思考は現実化する、引き寄せの法則みたいな話。)

 

どう自分を認識しているのか?が大切。

で、ラッキーなことにこのセルフイメージや自己認識って自分で決めれるんです。

 

オリジナルの価値観を取り戻す【再洗脳】

まずは「自分は自分独自の価値観を持っている人間で、大衆に踊らされるのはもうやめる」と宣言するところから始めます。

 

起業家のホリエモンさんは「遊びの時代が来た」と言っていますし、実際にユーチューバーやe-スポーツなる職業が出現しました。

誰かが言っていましたが、アメリカの軍隊ではゲームがめちゃ上手いやつを幹部候補に登用しているそうですね。(これからはドローン戦やサイバー戦になってくるため。)

戦争はいけないことですが、好きなことを突き詰めた先に更なる道があるかもしれないということをここでは言いたいです。

 

自分が楽しいというだけでも十分価値がありますが、それが仕事になったり誰かを助けることにつながったりするんですね。

そう考えると、無限大の選択肢から生き方を選べるのだと。

 

本当に最高な生き方とは?【精神的自立】

僕ら人類は基本、面倒臭がり屋です。何も選びたくないのです。疲れるから。

 

だから、客観的に見たら怪しい新興宗教にハマってしまう人がいる。誰かから価値観を押し付けてもらって生きるのって結構楽チンなんですよね。

 

でも、それって「今、楽なだけ」な気がしませんか?

 

これから先進諸国では、自分の人生を自分で選べずに不安や心配に苛まれる人たちが大勢あふれかえります。精神放浪者ですね。(特に日本はそうなると思う。経済落ち込むだろうし。)

それってマジで笑えないです。うつ病が今よりもっと増えるってことですから。

 

なので、僕らは今すぐにでも自分の人生を取り戻す意識を持って生活するべきではないでしょうか。

そして、今から何か活動をスタートする。人生の生きがいになるような。

 

  1. 自分が好感触と思う何かを始める
  2. ダメだったら方向転換する
  3. その中でなぜか続けられることを続ける

というステップです。

 

今日もいい日になりますように。